第21話 ドラゴンアドベンチャー 次章 前半
良樹が夏休みの宿題をしているのかどうか気になり、彼の家に行った順子ちゃん。
良樹は勇と真木の三人、ゲームで遊ぶ予定だったが
彼が遊んでいる「ドラゴンアドベンチャー」に順子ちゃんが興味を持ってしまい
彼女も入れて四人で協力プレイすることになった。
「ドラゴンアドベンチャー」はオープンワールドアクションRPGである。
良樹のゲームデータをホストとして
勇と真木はネット接続のゲストプレイで順子ちゃんはコントローラ接続のゲストプレイとなる。
セーブデータをロードしたとき、ソロプレイか協力プレイのどちらかを選ぶ選択画面が表示される。
良樹は協力プレイを選択して、次にホストでプレイかゲストでプレイのどちらかを選ぶ選択画面が表示され
ホストでプレイを選択した。
次の画面は、ワールドネットワークマッチングモードかニアーマッチングモードかを選ぶ選択画面が表示された。
この選択画面は、誰とどのような方法でプレイヤーとマッチングするかを選ぶ窓口となっている。
どちらのモードもインターネット接続を通してプレイヤー同士と通信して行われるものだが
ワールドネットワークマッチングモードは全世界の「ドラゴンアドベンチャー」プレイヤーとマッチングするモードで
ニアーマッチングモードは近くの「ドラゴンアドベンチャー」プレイヤーとマッチングするモードである。
良樹はニアーマッチングモードを選択して勇と真木に3桁の合言葉を画面で見せた。
勇と真木はそれぞれGVD「Game Of Vision Device(ゲームオブビジョンデバイス)」の携帯モードで3桁の合言葉を入力した。
改めて二人は良樹と同じくGVDと「ドラゴンアドベンチャー」本体のGVDソフトを持ってる。
勇は、「Game Of Vision Device Noble」(ゲームオブビジョンデバイスノーブル)の高性能機種で
真木は、「Game Of Vision Device Compact」(ゲームオブビジョンデバイスコンパクト)の計量版携帯ゲーム機で
良樹の家庭で使われているWi-Fiルーターに接続し、オンラインで
協力プレイ→ゲストでプレイ→ニアーマッチングモード→良樹がテレビ画面で公開した3桁の合言葉を入力の順番で進行した。
画面には4つの横長の長方形の枠が表示され1番上の枠には良樹のアカウントらしきものが表示されていた。
良樹のアカウントがホストとなり、ルームが作成された。
ルームは部屋という意味だが、「ドラゴンアドベンチャー」のルームはホストとゲストの最大4人のプレイヤーが
ネットを介して接続しマッチングしたコミュニティである。
合言葉なしでもいずれかのモードを選択してルームを作成できるが
不特定のプレイヤーとマッチングしてしまう可能性があり、
目に見えない相手とプレイするのに不安を感じるプレイヤーも少なくない。
ニアーマッチングモードでも近所のプレイヤーと接続してしまう可能性もあり得るため
合言葉を設定することでホストが設定した合言葉に一致したゲストプレイヤーだけがそのルームに参加することができるのだ。
合言葉はひらがなとカタカナを合わせた70文字、アルファベットの大文字小文字を合わせた52文字、
記号(○◎×△◇□♡☆↑↓→←)の12文字の中から3桁で構成することができ
文字の重複もありなので200万通り以上の合言葉を作成できる。
このゲームの通信プレイにおいて合言葉はルームに入るためのカギのような役割を持っている。
勇と真木はニアーマッチングを選択後、ゲストでプレイで選択したため良樹のホストでプレイとは異なり
二人のGVDの画面にはルームを選択する画面が表示される。
良樹が公開した合言葉を入力し一致しているため良樹の作成したルームが表示されている。
合言葉が一致していない場合は良樹のルームは表示されないということになる。
良樹のルームから、勇と真木のアカウントが入ってきた。
良樹「よしゲーム開始だせ!」
ルーム内に勇と真木が揃ったのでゲームを開始しようとしたところ順子ちゃんは
順子ちゃん「あれ?私は良樹?私が入っていないわよ!」と彼女は自分がまだルームに入っていないといった。
良樹「お前はちょっと待ってろ」順子ちゃん「え~何でよ~!」
勇「だっ大丈夫、良樹が宮沢さんもプレイできるようにしてくれるから。待ってて」順子ちゃん「うん!私は待つわ!」
順子ちゃんは勇の言うことを聞き、目を輝かせて待った。
真木「本当にコントローラーだけでできるもんなのか?」良樹「できっけど真木は知らねえのか?」
勇「そうか真木のGVDはCompactだったね。僕と良樹のGVDならできるんだよ。」良樹「あっそうかそういうことか!」
良樹と勇のGVDはテレビモードと携帯モードの両方で遊ぶことができる。
今のところ、Compact以外のGVDを購入すると、
GVD本体であり携帯モードで使用するための液晶画面であるゲームスクリーンとコントローラーレフト、ライトと
GVDドック、コントローラーコネクション、HDMIコード、電源コードが付属されている。
ゲームスクリーンにはコントローラーレフト、ライトを装着できる作りになっているのでこれで携帯モードをプレイすることができる。
テレビモードでプレイする場合はゲームスクリーンにGVDドックを接続し、次にGVDドックにHDMIコードをテレビと接続し、
そしてGVDドックに電源を供給するため電源コードをコンセントに差し込み
最後にコントローラーコネクションにコントローラーレフト、ライトを装着すれば遊べるようになる。
GVDドックにはケーブルでコントローラーに接続するためのUSBコネクタがあるのはもちろん、
ワイヤレスでコントローラーを接続することができ最大4つまで認識することができる。
ゲームスクリーンにはバッテリーが内蔵されている。
そのため携帯モードでプレイする際はゲームスクリーン本体のバッテリー残量に注意だ。
ゲームスクリーンの充電は電源コードがコンセントに差し込まれて電源を供給しているGVDドックに接続するか
本体にはUSBコネクタがあるので別売りのGVD専用充電器をUSBケーブル充電器を接続することで充電できる。
Compactを購入するとゲーム機本体とGVD専用充電器をUSBケーブル充電器が付属される。
Compactはゲームスクリーンとコントローラーレフト、ライトが一体化した形で携帯ゲーム機の位置づけとなっている。
プレイ次第で今後、順子ちゃんはこのゲームかまたGVDに興味を持てば、きっと購入を検討するだろう。
順子ちゃんの部屋にはテレビがない。
宮沢家ではリビングに1台しかテレビが置いていない。
年季が入っているが地デジ対応の液晶テレビである。
たぶん、HDMIコードを接続できるコネクタがあると思うのでテレビモードでプレイは可能であろう。
携帯モードもできるのでテレビを独占してしまうことはないが弟である保志も無視できない。
姉と弟でやりたいゲームもそれぞれ違うので、取り合いになることもあると思うので
比較的に安価なCompactを二つ買ったほうが財布にやさしいかもしれない。
問題は親が買ってくれるかどうかだ…。
7つのドラゴンの秘宝をすべて集め、デビリアンに支配された竜聖の都エディンを取り戻す
それがこのゲームの目的だ。
錬成工業都市ギルリオンを拠点としてプレイヤーはまず
栄光の大地アドベントの世界各地へ7つのドラゴンの秘宝を集める大冒険へと出発する。
プレイヤーは主人公の仲間となるユニットを錬成工業都市ギルリオンのユニット支部からスカウトさせ
好きなジョブで選択して編成することができる。
ソロでプレイを選択すればセーブした場所からプレイできるが、
オンラインで協力プレイを選択して二人以上でプレイする場合
錬成工業都市ギルリオンのユニット支部に強制的に移動させられる。
ユニット支部にてゲストプレイヤーは自分のゲームデータから育成したユニットを
ホストプレイヤーのデータに転送して、転送されたユニットでプレイすることができる。
またアイテムは1ユニットに20個まで所持することができ、
ホストプレイヤーのデータ上でアイテムをトレードすることができるようになる。
転送できるユニットは1体だけである。
ソロプレイおよび協力プレイのホストのプレイヤーは主人公とユニットを3体までで最大4体まで操作することができ
ユニットを待機させてプレイヤーが操作を切り替えでプレイヤー手動でチェンジか
ユニットもプレイユニットと一緒に前衛にでてNPCが操作してプレイヤーをサポートするかの
両方の遊びができる。
NPC(Non Player Character)は、プレイヤーが操作しないキャラクターのことで
ゲーム内のコンピューターがキャラクターを操作してくれる。
ソロプレイでもコントローラーが複数あれば、プレイヤーデータ上のユニットを使用して手動操作が可能で
実質オフラインで協力プレイが可能であるということである。
NPCではプレイヤーの意にそぐわない行動をすることがあり勝手にアイテムを使われてしまうようなことがある。
作戦でNPCの行動を制限することは可能だが
良樹たちのように友達とコミュニケーションをとって協力プレイしたほうがより楽しめるだろう。
オンラインで協力プレイをするゲストプレイヤーは各ユニット1体しか操作できない。
勇はレベル25のウィザードを転送し、真木はレベル18のファイターを転送した。
順子ちゃんは良樹のデータからユニットを1体選択することになる。
良樹「この中から選んでくれ」彼は自分が育てたユニットの一覧の画面が表示された。
GVDドックは2つめのコントローラーを認識し順子ちゃんのコントローラー操作を受け付けている。
順子ちゃん「この中から選ぶのね。わかったわ」彼女は何を選ぶのだろうか。
良樹のユニットの中で一番レベルが高いのはレベル28のナイトで名前は「あいうえ」
一方レベルが低いユニットはレベル14のシーフで名前は「たにぽほ」である。
順子ちゃん「ちょっと名前!なによこれ!」良樹「うるせえな!早く選べよ!」
良樹が育成しているユニットたちの名前だが、ネーミングセンスが皆無で順子ちゃんに指摘された。
名前を適当に入力したのだろう。
ナイトやウィザードというのはジョブでこのゲームではバトルタイプのことであり、それぞれ能力や覚えるスキルなど異なる。
ジョブは勇者、ナイト、ファイター、ウィザード、ヒーラー、シーフ全部で6つある。
勇者は、主人公専用ジョブでステータスはバランスよい成長率であり、全ての武器を装備することができ魔法も習得できる。
万能タイプである。
ナイトは、接近戦を得意とするジョブで、ソード、アックス、ランス系の武器を装備することができ攻守共にトップクラスの成長率である。
弱点は遠距離での戦闘は苦手である。習得したスキルに応じて飛び道具を使用することができるので苦手な遠距離戦闘を補えることは可能なので
勇者に次にオーソドックスなタイプと言えよう。
ファイターは、ナイトの同じ接近戦を得意としていてナックル系の武器を装備することができナイトよりもスピードに長けた格闘タイプである。
しかしナイト同じく遠距離での戦闘は苦手でナイトよりも防御力が低い。
ウィザードは、魔法を使うことができるタイプで、勇者では習得できない強力な魔法を習得できるのが魅力だがナイトとファイターとは
逆に接近戦は苦手で魔法の詠唱中は隙ができてしまうのが難点である。またロッドとウィップを装備できるが威力が低い。
ヒーラーは、ウィザードと同じく魔法を習得できるタイプだが
こちらは体力、状態異常の回復、味方にステータスを一時的にアップさせる
補助系の魔法を得意とするサポートタイプである。一方で戦闘全般は何もできないが防御力はナイトに次ぐ成長率がある。
一応ロッドを装備できるのでまったく戦えないというわけではないが戦闘は他のジョブのユニットに任せたほうがいいだろう。
チーフは、ソード系の武器を装備できるがナイトと比べて装備できる範囲は少ない。
また攻撃力と防御力もナイトに劣り、スピードもファイターに劣っているなど見劣りするタイプであるが
敵からアイテムを奪ったり、隠しアイテムを見つけやすくするスキルをもっていて
ストーリーの進行において重要なアイテムも隠されていることもあるので侮れない。
以上のジョブからユニットを育成してスキルやアイテムを駆使ししてゲームを攻略させていくのが趣旨である。
またユニットのデザイン、容姿、性別はプレイヤーが好きにカスタマイズできるのだがここでも順子ちゃんは良樹に指摘した。
その上少し彼女はお怒りモードである。
順子ちゃん「良樹ーーーーー!!!!!!これはどういうことよ!!!」良樹「げ!!これは‥だな‥」
名前が「じゅんこ」と彼女を意識した名前のユニットがあり、その容姿がかなり破廉恥なものであったのだ。
そのユニットのジョブはナイトでしっかり肩や上半身は防具をつけて重装備であると思いきや性別が女性で
巨乳でへそと下半身が露出していて、腰回りに鉄の紐ようなものが鉄のブーツと繋がっていてそれがガーターベルトような装飾で
レオタードを見せてる恰好になっていてハイレグタイプで鼠径部がくっきり見える。
まさに男性の欲望とロマンが凝縮されたデザインである。
ツインテールでとてもかわいい容姿にカスタマイズされているが順子ちゃんはこれが気に入らなかったようだ。
真木「おいおいおいおい!良樹!そういう趣味を持ってんのか!」
順子ちゃん「しかも何で私の名前なのよ!!」順子ちゃんと真木が良樹の趣味を知ってひいてしまった。
「じゅんこ」というユニットだがレベルは26と使い込まれていて彼のお気に入りなのかもしれない。
順子ちゃん「これにしてあげるわ!」順子ちゃんは「じゅんこ」というユニットを選ぶのであった。
良樹「まっマジか…」順子ちゃん「紅一点よ!ありがたく思いなさい!」
ユニットはモンスターと戦闘することで経験値を得て成長する。
順子ちゃんが選んだユニットはどこまで活躍するのだろうか。
良樹はホストプレイヤー専用の主人公、勇者タイプのユニットを使用する。
レベルは30と現在パーティのなかで高レベルだ。
とてもイケメンで頼もしく見えるがまたしても順子ちゃんは良樹に指摘する。
その勇者の名前が「よしき」と自分の名前を使用しているからだ。
順子ちゃん「なんでこんなイケメンキャラが良樹なのよ!」良樹「いいだろ!別に!」
主人公は竜聖の都エディンの国王ドラルとエーデル姫の間に生まれた息子である。
デフォルトネームも設定されていて名前は「エデン」だがプレイヤーが好きな名前を入力することができる。
プレイヤー自身の名前をキャラクターに名づけるプレイヤーも一定数いる。
理由はさまざまだが、自分と同じ名前を主人公につけることで
よりゲームの世界に没入できるからといった理由で自分の名前を付けるということもあるそうだ。
冒険の準備が整ったので、ユニット支部からでようとすると
セーブしたところから再開かユニット支部からでた地点から始めるか
ゲーム開始のスタート地点をどちらにするかのポップアップが表示された。
今回良樹はユニット支部からでた地点から始めるを選択した。
拠点である錬成工業都市ギルリオンがスタート地点となった。
冒険の目的である7つのドラゴンの秘宝は水晶のような形をしていてそれぞれ固有の名称がある。
憤炎のオーブ(赤色)、水蓮のオーブ(青色)、奏風のオーブ(緑色)、巌窟のオーブ(黄色)、
神羅のオーブ(茶色)、深淵のオーブ(紫色)、天使のオーブ(白色)
以上の7つがドラゴンの秘宝と呼ばれているものだ。
ドラゴンの秘宝は世界各地のダンジョンに眠っているがその秘宝は神アドベントの力の一部である。
デビリアンから守るためエーデル姫が魔法で秘宝をちりばめたが
秘宝は自身を守護するため、先人たちが築いた古代遺跡や古代都市、自然遺産を利用し自らの力で
聖域を張り巡らせダンジョンとして構築させた。
そして最後の砦であるドラゴンが秘宝を守護している。
神アドベントが言っていた秘宝は暴走するとドラゴンの姿となり人々を襲うと。
秘宝を守護するドラゴンが神アドベントが言っていたものに違いないだろう。
しかし図らずも秘宝はエーデルの魔法に触れたことにより神アドベントでも彼女の意志でもない
秘宝自身が独立して意志を持つようになってしまった。
秘宝は、人間たちでは自身を守ることができないと悟り、自らの力で守護するダンジョンを構築したのだ。
ダンジョンに侵入する者に、秘宝を守るために生み出された魔物や難解な仕掛けが立ちはだかる。
ダンジョンに入った者の行方を知るものは誰一人もいない。
秘宝は人間たちに試練を与えたのだ。自身を守れるに足りる存在が来ることを。
デビリアンに支配された竜聖の都エディンとその周辺の大陸は黒い闇の瘴気を発していて
年々その黒い闇の瘴気は拡大し続けている。
人間がこの黒い闇の瘴気に触れると生気を吸い取られる。
これが拡大し続けているとなれば人類存亡の危機となる。
ドラゴンの秘宝すべて集めることで、秘宝の力によって黒い闇の瘴気を浄化することができる。
竜聖の都エディンの国王ドラルとエーデル姫の血を受け継ぐものとして主人公は大任を拝する。
主人公こそが栄光の大地アドベント全土の人々の大いなる希望となるのだ。
主人公そしてユニットたちが必ずドラゴンの秘宝をすべて集め黒い闇の瘴気を浄化し
竜聖の都エディンをデビリアンの支配から取り戻し世界の平和を導いてくれるだろう。
良樹のゲームの進行状況だが現在4つのドラゴンの秘宝を入手している。
奏風のオーブ(緑色)、巌窟のオーブ(黄色)、神羅のオーブ(茶色)、深淵のオーブ(紫色)を所持している。
進行具合からいうと良樹の方が二人よりも進んでいるらしい。
三人はお互い集めた秘宝の数を基準にしていて良樹の集めたドラゴンの秘宝のほうが数が多いようだ。
勇は3つ、真木は2つである。
勇は現在良樹が所持しているもの以外の秘宝を2つ所持していて
憤炎のオーブ(赤色)、水蓮のオーブ(青色)を所持している。もう1つは巌窟のオーブ(黄色)である。
オープンワールドアクションRPGの特徴である攻略はプレイヤーの自由に進めることができるという性質は、
このゲームでいうとドラゴンの秘宝の集め方や順番が顕著に表しているといえるだろう。
所持しているドラゴンの秘宝に応じてダンジョンに出てくるモンスターの強さが変化するような作りになっている。
三人は良樹のセーブデータであるかじめどこを進めるか決めていて、5つ目となる憤炎のオーブ(赤色)を入手する予定である。
勇が言うには、憤炎のオーブ(赤色)のダンジョンは難しいらしく3つめで攻略できたがとても苦戦してしまったようだ。
所持している秘宝の数で出現するモンスターの強さは変化して強化されていく仕組みなので5つめとなれば相当敵は手強くなっているだろう。
攻略するルートによって難易度が変化するのもオープンワールドアクションRPGの面白さである。
憤炎のオーブ(赤色)を後回しにすれば今の良樹のプレイヤースキルではクリアできなくなってしまう。
ここは何としてでも憤炎のオーブ(赤色)を優先して入手したいということで勇と真木に協力プレイをお願いした。
そんなことよりも良樹は他に優先してやるべきことがあると思われるのだが‥。
後半へ続く
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