第41話 難儀
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情報戦においては警察側に有利な立場にあるが
現在の状況は組織側の出方を伺って対応していくことしかできないのが相変わらずだ。
新たな被害者を出さないためにも先手を取って組織のアジトへ攻め込みたいところではある。
しかし組織のアジトの所在地は不明で手元にある情報だけでは不十分だった。
千葉のアジトで捕まえたメンバーで猿江という男だけがその所在地を知っているということだったが
その男は使命を全うするかのように口を開かず黙秘を貫き通している。
敵の正体が見えない霧の中で一条は一筋の光を見出し秘策を思い付く。
差押えたメンバーの携帯電話を使って一条は再び竹原になりすましメールでアジトがある場所を花に教えてもらう作戦に出たのだ。
組織犯罪対策課4課として意地をここで発揮できるのか。
そして花との通信は円滑に上手く行くのだろうか。
アジトに戻る際に住所を忘れてしまったので確認のため住所を教えてほしいという内容で花にメールで送った。
一条「よしこれでOKっと!」
満足気に一条は花のアドレスにメールを送信した。
安田「これでうまく行くといいな…でもなんか変な感じがするな。」
一条「ははは、同感だな。こんな年頃の俺が何やってるんだろうな」
一条「だが!一応これは仕事だからな!」
安田は横目で一条と花のメールのやり取りを苦笑いして見守った。
作戦が上手くいくかわからない緊張感ある中で変な違和感があった。
安田と一条よりも遥かに若い林が恋するものだから花という女性も相当若いはずだ。
いい年した男性が何ををやっているのか、若い女にデート誘いをしているかのようで羞恥心を覚えた。
遊園地の待ち合わせの場所がどこなのか忘れた彼氏が彼女にメールとかで教えてもらう光景にも思えてしまう。
しかし一条が言うようにこれは仕事であり国民の平和を守るため
そして組織のアジトを知るためのれっきとした作戦なのだ。
花の返事に委ねることにはなるが一条の新たな一手は功を奏するのだろうか。
アジトでは次の計画に向けそれぞれ準備を始めていた。
午前11時に家入と川代は銃の製造場に連れて行かれる。
面識のある信仰組の梅影にマニュアルと併せながら銃の製造について教えられた。
梅影「最初はいろいろ手こずると思うがそのうち慣れてたくさん作れるようになるさ」
梅影「たくさん作ることは考えずまずはゆっくり1個1個丁寧に作れ」
梅影「いいか!使い物にならねえもん作っちゃいけねえ!」
梅影「品質と性能そして殺傷力それが全て揃ってこそ武器だ!」
梅影「アミュ様のため計画成功のため俺たち信仰組が根っこになって支えるんだ!」
言ってることは最もであるが賛同はできかねてしまう。
銃1つ作るのにだって相当技術力が必要で長い時間がかかる。
その点においては僅かにも尊敬の念はある。
それよりも家入と川代にとっては気持ちの面でかなり大きなハードルになってしまう。
銃を作ることは違法で犯罪者になってしまうためかなりの覚悟が必要になる。
これが仕事だと言われたとしても人柱になるくらいならもっと他にいいことをしたほうが良いはずで誰もこんなことはしたくない。
梅影を始めとしたここにいる人たちは長い歳月をかけ上達し1つでも多くの銃を作るために身を粉にして働いているのだろう。
裏方に回って信仰組がこうして武器ないし銃を量産して他のメンバーたちの支援をしている。
計画のための準備だけでなく彼らの食い扶持を稼ぐための目的にもなっている。
圧倒的後者が理由で家入と川代は銃の製造をしなければいけなくなってしまった。
銃1挺につき富本銭2枚つまり200円ぐらいで銃の相場はわからないが数万円はするはずだ。
労働の対価には絶対見合わない。
ここにいる人たちはみんなこれをおかしいとは誰も思わないのか。
食堂の提供されている料理の値段は平均700円で最低でも銃を4挺作らなければ食事にありつけない。
4挺作ってやっと1食なので朝昼晩3食で1日分の食事を食べられるようになるには16挺も作らなければいけない。
これだとやっぱり死に物狂いで銃を作らなければいけなくなり
1つでも多く作ることができればその分だけ持ち越せるので
より多くの武器を製造することのほうが良いと言う構図が自然と出来上がる。
誰がどれだけ銃を作ったのかわかるようにノルマ管理表みたいなものがクリップボードに挟んでテーブルに置いてある。
銃1挺作るごとに「正」の漢字を1画ずつ書き込んでカウントするようだ。
間違ったことをする度に正の字を書くとはなんとも皮肉である。
既に家入と川代の名前が書いてあって逃れることができない。
このノルマ管理表みたいなものを見て正の字の数に応じて報酬が貰える仕組みになっている。
報酬はいつの時間帯に貰えるか聞いたら午後の18時からだそうでそこから締めとなり新規の表に替わり銃の製造数はリセットされる。
ということは誰かの施しがなければ家入と川代は昼飯は抜きになり最低でも4挺は作っておかないと晩御飯も抜きになる。
花が奢ってくれるのを願うしかない。
背に腹は代えられないのでせめて1挺でも作って組織に協力する姿勢でも見せないといけないだろう。
ちなみに家入も川代も林も朝食は食べられていない。
活動時間は24時間無休で稼働しているらしくひたすら銃を作ることができる。
また休憩は各々が自由に決めていいそうで制限もない。
武器を作るのは自由でも生きるためには自分の意志で犯罪に手を染めなければいけないことであり使命感よりも罪悪感が先入される。
ノルマ管理表は棒グラフのようなスタイルで横軸に名前が並んでいてその縦列に正の漢字を感じで書き込むような感じになっている。
この正の字を縦に書き連ねれば本当の意味で人柱になりそうである。
危険物を取り扱うことと何ら変わりはないので危険であることは承知であるが
直接犯行に関わらないため家入と川代はここに身を置いて正解なのかもしれない。
どれくらいの規模、どれくらいの人員がアミュ真仙教にあるのか未だ把握していないが
表では正の漢字が平均3つ以上書かれていてこれだけの量を毎日作れば余るはずだ。
犯行目的のために使われるため在庫が溢れても腐ることはなく余っていたほうがそれに越したことはない。
他に余った武器の使い道があるとすれば密売も視野に入りそうである。
人を雇うにも養うにもそれなりの資金がないといけない。
取引先は海外なのかもしれないが密売をして資金を工面しているのだろう。
であれば滝川の提案を呑み込んだ家入と川代が生かされる理由もこれで納得がいく。
製造場にいる人々は罪悪感というものは最初からなかったのかただ明日を生きるために
ただひたすら機械のようにそして職人のように銃を作っている。
家入と川代もいつかこうなってしまうのだろうか。
赤城の洗脳によって善悪の区別がわからなくなってしまってここまでこの人たちは変えられてしまった。
寧ろ赤城の考え全てが正しいと思っているのではないだろうか。
林もあと一歩のところで赤城に洗脳されそうだった。
どん底に叩き落された林に差し述べられた赤城の手は
藁にもすがる思いで助けを求めるような人にとっては効果が絶大で
例え全てが間違っていたしても全てを信じてしまいそうなものだった。
アジトに入って最初に出会った新田という男の生涯を知り同じような境遇の人がここに漂流してきたのだろう。
そして自分の力で立ち上がれなかった者が洗脳され信者となっていく。
かつては芸術家だった新田もこの場所で銃を製造して犯罪の色を染めていく。
廊下にいくつも飾られた新田が描いた奇妙な絵は黒色が多く使われていた。
あの奇妙な絵を思い出し空腹を抱える家入と川代はマニュアルを見ながら震える手で銃の部品を触って組み立てていた。
林は赤城たちと共に作戦会議をしていた。
警察の立場を崩さない林にとってはこの時間は苦痛でしかない。
周りが盛り上がっても林の幸福度は一定か下降するかのどっちかだ。
だが雰囲気は殺伐としていて今後の計画が左右される重要な会議になりそうである。
なぜなら次の犯行計画である東京タワーの爆破テロ計画を警察が阻止しようと警備を強化しているからだ。
警察がそうくると予想をしていて余裕そうな表情を見せていた赤城だったが
リクライニングチェアに座って腕を組み足を組んで背もたれに体を預け揺らしながら目を瞑って考え込んでいる。
自分を神と名乗った赤城も結局考えられるのは人並みかそれ以上でも神の領域までは達していないだろう。
何を考えているわからないが会議に参加しているのできっとメンバーと同じように苦悩していると思われる。
自分を神と自負していることだし神がかり的な作戦をさぞお考えになられているだろう。
平常心を保ち下を向く茂田井、高みの見物をするかのように周りを見ている伊龍。
赤城と共に来た二人はどこか掴みどころがなく不気味で彼らの行動は警戒しないといけない。
その一方で苛立っている山本とどこか落ち着きがない花と対照的だ。
花の携帯電話には竹原に成りすました一条のメールが届いた頃だが彼女はまだ気づいていなかった。
重苦しい会議の中、滝川は地図を見ながら口を開く。
滝川「アミュ様、まずは警察の動向を偵察したほうがよいと思われます。」
茂田井「守備が手薄になる時間帯を狙うってことだな」
滝川「はい…」
山本「チッ!」
滝川の意図を瞬時に理解する茂田井だがこの状況下ではやれることがそれしかなく愚直な意見である。
それに現在は警察の警備によって攻めづらくなった東京タワーだが
計画実行の際にまずは一度は下見なり偵察なりするのは当たり前のことだ。
山本の怒りを抑えるための火消しとしての意味の発言なのかはわからないが寧ろ刺激を与えているようなものになっている。
順番通りに東京タワーの爆破テロをやりたいのならまずは偵察からになり
どの時間帯を狙うのがベストか見極める必要があるだろう。
山本「で?誰が行くんだ?」
林「俺を行かせてもいいんだぞ?」
山本「ふざけるな!そうやって警察に捕まる気だろ!」
茂田井「落ち着け!山本」
山本「茂田井さん…ですけど!」
山本の怒りを鎮める茂田井であるが、山本は茂田井をさん付けしているのを見て
立場的に茂田井が上と見ていいし、何なら山本はどこか茂田井を尊敬しているかのようにも思えた。
茂田井「わかっている、だが誰が行ったって結果は同じだ。」
林「わかっているじゃないか、警察は東京タワーを全方位封鎖するはずだからね。」
林「一般人は誰も近づけないようにすると思うよ。」
不審な動きや人物を見かけたら通報するようにと呼びかける報道が耳に入っているので
より一掃怪しまれずに普通の人間に成りすまして偵察しなければいけなくなる。
顔を隠して偵察してもすぐに不審な人物だとバレてしまう。
警察だからこそだが林が思っている通り東京タワーを全方位封鎖して関係者以外立ち入り禁止にして
さらにその付近の道路も交通規制していくはずだ。
警察のことならここの誰よりも詳しい林だが顔はほぼ知られており犯人扱いを受けている身なので
偵察に行かせようにも行かせない、警察として持っている情報も活かせるに活かせない
何もはまらない歯車、そして警察であるが故の悪の組織の不適合者だ。
茂田井は政府の側についていた軍人でもあったことから警察が次に何を動くか大体理解している。
彼はこの中にいるメンバーよりも年上に見えるが武闘派の山本を言葉1つで沈めてしまうの理由としても
軍人という経歴を持っているため頷ける点でもある。
手強い相手になりそうだが理解者にもなりうる。
彼らの納得がいく方向性が定まらなければこの会議は無意味となる。
何一つ答えが導かれないまま苦しい表情を浮かべ意味のない会議で終わるなら林の幸福度は最大限まで好調するであろう。
林「お困りのようだけど、何もいい考えが浮かばないなら」
林「一旦東京タワーの爆破テロ計画は白紙にしたほうがいいんじゃないのか?」
林が持っている手札は全て「白紙」と言う名のカードしか存在しない。
林が出した白紙のカードは単なる善意でやってはいけないという一方的な押し付けだけでなく
失敗の恐れがあるから組織のためを思っておすすめしないという意味も含まれており強力な効果が秘められている。
作戦会議において右翼と左翼、簡単に言ってしまえば賛成派と反対派に二分して議論されることのほうが多い。
作戦が成功するとは限らず失敗することだってあり得る。
失敗の恐れもあるから自然と反対意見も生まれてきてしまうのだ。
山本「白紙だと!それは二度と絶対にさせんぞ!」
どんな理由があっても山本は林の白紙のカードを破いて東京タワーの爆破テロ計画を強行したいそうだ。
花「そんなにやれば勝手すればいいんじゃないの?」
花「こんなことになったのは滝川のせいなんだし二人でやりなさいよ!」
滝川「なっなにを言うんですか!!」
山本「花!お前!!」
東京タワーの爆破テロを何がなんでも実行したい山本の背中に強烈なタックルを入れるかのように後押しする花
そして計画が難航する事態に陥らせた滝川も巻き込もうとする。
花「秀人を危ない目に合わせようとしたあんたには当然の報いね!」
花「自爆でもして道を切り開きなさい!」
滝川「くっ!失望しましたよ!土屋さん!」
山本「花!お前を最初から仲間とは思っていなかったがこれで愛想尽きたぜ!」
花「フン!私はアミュ様と秀人がいればそれで十分だから。」
花「とっとと消えて頂戴!目障りだから!」
林(花…)
伊龍「おおなんだが面白くなる予感がする!」
さっきまで関心がなかった伊龍は仲間同士の喧嘩を面白がってみている。
滝川に容赦なく言う花の冷徹さに林はなぜ彼女を愛してしまったのか胸が痛んでしまう。
だが東京タワーでの身代金取引が準備段階にあったあの時
林に爆弾を持たせて自爆し警察を巻き込むことを滝川が裏で企んでいたことに花は気づいていた。
愛している人だから、損な役回りを林に押し付けようとする滝川を許さなかったのだろう。
まさか損な役回りが自分に降りかかってくるとは滝川も思いもしなかったはずで彼の顔色は少しだけ悪くなった。
林のためを思ってくれるのは嬉しいし、花の赤い炎が籠るような怒りの感情も
十分伝わってきているが仲間にそんなこと言うのはあまりよろしくないと思われる。
とても滑稽だが亀裂が生じて共倒れするなら好都合である。
家入と川代含め三人を助けたい花にとっては一人でも多くメンバーを排除したい思惑があり
林を盾にしながら自分を守り、計画が進む過程で仲間が犠牲になって減っていき林と二人で主導権が握れることを狙っているのだ。
林「休憩室で山本が話してくれたが東京タワーに対して強い怒りを持っていることを俺は十分理解したよ。」
林「でも誰かが犠牲になってやるもんじゃない、俺にとっては君たちは大事な仲間なんだから」
林「やっぱり計画は白紙だ。まずは他でできることから考え直そう。」
山本「ふざけやがって!俺の気持ちの何がわかるって言うんだ!知ったような口を効くな!」
また林が押し付けた白紙のカードは再び山本がビリビリに破いた。
神経を逆なですることにはなるが組織の一員であることを思わせるには打ってつけである。
何度も山本に白紙のカードが破られようとも林は手札に有り余る白紙のカードを押し付け続けるだけだ。
滝川「はあ…林さん、まったくあなたの正義感に僅かながら救われてしまいそうです。」
滝川「しかし私の心はアミュ様と共にあります。」
最初は危険なところに林を放り込もうとした滝川だったが彼の優しさと正義感に少しだけ惹かれてしまい罪悪感を覚える。
結果論にはなるが林を生かせておいて良かったと心の中で思っていたりもした滝川だった。
だが今ので少し距離が縮まったと思われるので滝川がもしかしたら心変わりをするかもしれない。
赤城「フフフフフフ…」
話を聞いていた赤城は何か閃いたように不気味に笑う。
赤城「林殿君はお利口さんだね~本当に面白いよ!」
完全アウェーである林が犯行計画会議で優位に立っているのを見て赤城は感心しているがどこか嘲笑うかのようにも見えた。
林「俺は当然のことを言ったまでだ。」
林「どうするのかなこの状況を?組織の親玉としていい案は浮かんだのか?」
ようやく口を開いた赤城であるが計画の話ではなく単なる林の評価だけである。
赤城の奇妙さに少したじろぐが林は言い返し、何も進まない議論にどうメスを入れるのか期待している。
奇抜な考えが飛んでこようとも返し札は白紙のカードでありそれで向かい打つのみだ。
赤城「林殿はとても優しい人だ。仲間になったばかりなのに山本殿ことを思ってくれているんだね。」
林「俺の話を聞いているのか!?何が言いたい?」
赤城「爆薬は十分あるかな?」
滝川「どれくらいの強度(東京タワーの頑丈性)があるかはわかりかねますが」
滝川「損害は出るくらいには蓄えられております。」
林「何!?聞いているのか話を!!」
会話の流れすらまともに掴めず逸らされてしまう。
発言から反対意見を受け入れずこのまま計画通りに進める考えなのか。
林「東京タワーは全包囲警察が封鎖して計画を阻止してくるとさっき言ったはずだ!忘れたのか?」
先程から計画実行の難しさを話していて亀裂や分断が生まれそうになるくらい行き詰まっているのだ。
赤城自身も知っているはずなのにまさか忘れてしまったのか。
赤城「だからってこのまま引き下がるわけには行かないよね?山本殿」
山本「はいアミュ様!私はなんとしてでも成し遂げとたいです。」
赤城「東京タワーはどれだけ耐えられるのか、手持ちの爆薬で崩壊することができるかわからないけど」
赤城「もし成功すれば国中大混乱だね。」
失敗することも視野に入れているだろうがどちらかという言えば赤城の頭の中には成功した先のようなものしか浮かんでいないだろう。
この間の取り方がなぜか成功するのではないかという変な期待値を上げさせている。
だが現実はそう甘くはない、ただの成功だけ掲げる楽観主義に過ぎない。
確率は非常に低いのに宝くじで1等を当てて一攫千金を夢みる人と変わらないのではないか。
東京タワーは震災などの耐震性は備わっているがテロような爆撃に対しての耐性があるのかわからない。
もし東京タワーが損壊すれば赤城の言うように大混乱になり人的被害はもちろん経済的損失もなりかねない。
林「本当にやる気なのか!?絶対に失敗する!」
赤城「爪痕でも残せればそれでいい…山本殿の苦しみが世間にわかってもらえればそれで…」
赤城「土屋殿の作戦は非常に参考になったよ…多少の犠牲はつきものだ…」
赤城「滝川殿、失敗を悔やんでいるならばそれを取り返すためにあなたが犠牲になって城壁を貫く大槍になってください」
滝川「え…?」
林「貴様!仲間を!!それは駄目だ!」
その発言はまさに滝川に自爆特攻させる気なのだ。
仲間を、信者を赤城は計画の進行するためのただの駒としか見ていないことが明らかとなった。
赤城の発言は背筋が凍るもので、その残酷さが露わとなった。
林は山札から「拒絶」という赤いカードを引き出しそれを強く押し付けた。
難航する作戦会議はどこへと向かおうとしているのだろうか。
続く
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