第34話 居候する日葵
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理貴が仕事から帰ってくると見に覚えのないキッズシューズが玄関に置いてあった。
玄関で出迎えてくれたのはエビスじいちゃんとなんと日葵だった。
なぜ日葵が星川家にいるのかまだ状況を把握しきれない理貴だがいつも通りリビングに向かって晩ご飯の支度を始めた。
違和感を覚えつつ理貴にも心当たりがなぜ日葵がいるのかなんとなく理解はしていた。
理貴「そうか、日葵ちゃんのお母さん入院しているんだよね」
エビスじいちゃん「じゃからわしが日葵ちゃんの面倒を見ることになったんじゃ」
理貴「いやいや…」
首を横に小刻みに振る理貴。
エビスじいちゃん「いろいろ紆余曲折あったんじゃよ」
そしてエビスじいちゃんは納得するように首をゆっくり縦に振って頷く。
他の手立てもあったはずだが紆余曲折あったということだから最終的に星川家で日葵を面倒を見ることになったのだろう。
事情を聞くと日野の家族は新潟県に住んでいて祖父が腰を痛めてしまい
今日中にこちらの山形県の方に来て日葵の面倒を見ることができないそうなのだ。
日葵「ご迷惑をお掛けします…」
深々とお辞儀する日葵。
理貴「あ〜全然大丈夫だよ日葵ちゃん」
昨日出会ったばかりだか理貴は日葵のことをよく知っている。
礼儀正しくていい子なので星川家で1日過ごしても問題ないし寧ろこの家の風通しを良くしそうである。
これは理貴の偏見も含まれるがひとり親世帯で暮らす子どもは
親の負担を減らすため家事の手伝いをするなど献身的になり良い子に育つと思われる。
日葵の姿を見て理貴はより一掃そう思い始めた。
突然報告もなしに父が日葵を一晩面倒を見ることに対して理貴は驚いているが
それを狙っていたかのようにエビスじいちゃんは不敵な笑みを浮かべている。
父の行動力には呆れることもあるがその優しさと漢気は自分の父でありながらどこか畏怖の念を抱かずにはいられない。
元「オリーブ」の店長としてそして父として理貴は誇りに思っているのである。
今日の夕飯はハンバーグである。
今週のどこかでハンバーグを食べる予定だったので日葵と一緒にする食事はこれがぴったりである。
エビスじいちゃん「日葵ちゃんは好き嫌いはあるかのう?」
栄養のことも考えてハンバーグだけでなくそのお供で野菜が添えられている。
味付けはデミグラスソースだがハンバーグのお供の定番の野菜のにんじんとブロッコリーとじゃがいもがある。
じゃがいもはレストランだと三日月のような形に切って油で揚げたフライドポテトようなものにするのが多いが
星川家では輪切りにして茹でてある。
さらにレタスを手でちぎってミニトマトを添えたサラダもあり
使用中のごまドレッシングと青じそのドレッシングも置いてある。
そして日本の食卓のほとんど見かける白米とみそ汁である。
日葵「大丈夫です食べれます」
エビスじいちゃん「それはよかったのう」
日葵は今のところ食卓に置かれている食べ物は全て食べることができるようでエビスじいちゃんは安堵した。
エビスじいちゃんの安堵にはこれから成長していく日葵への思いが込められていた。
理貴「おかわり自由だよ日葵ちゃん」
日葵「はい」
いっぱい食べて大きくなってほしい思いは理貴にもある。
エビスじいちゃん「こうして日葵ちゃんを見ていると小さかった理貴のことを思い出すのう~」
そう言われて恥ずかしくなり理貴は顔が赤くなる。
こう見えてエビスじいちゃんは妻の恵美須と共に理貴を育てた子育て経験者なのである。
エビスじいちゃん「理貴はとてもやんちゃで世話を焼いたわい」
世話を焼いたという言葉だけで子育ての大変さを物語っているようだ。
理貴「もうそれ日葵ちゃんの前で言わないでよ~」
さらに顔が赤くなり理貴の顔の色は食卓のにんじんとトマトよりも赤くなっているだろう。
理貴も子どもの頃を思い出し父と母にいろいろ迷惑を掛けてきたことを反省し育てくれたことを感謝している。
理貴「まあということで駄菓子屋の手伝いをしているのさ」
感謝を気持ちを形にするべく本業をやりながら駄菓子屋の手伝いもしているのである。
エビスじいちゃん「出来ればわしは早く理貴が結婚して孫も見たいところじゃ」
エビスじいちゃん「それが親孝行ってもんじゃ」
理貴「う!」
結婚と孫がエビスじいちゃんにとっての親孝行だと言って理貴は頭を抱える。
いきなり結婚とか子どもの話とかになると頭が痛くなる。
年齢的にも結婚して子どもがいることだっておかしくもないので父からそう言われるのが自然である。
日葵が星川家の未来の子どものように見えたり、エビスじいちゃんの妻の恵美須に重なったりも見えた。
新しい何かが生まれるよりも時間と共に過ぎ去り何かが消えていきそうな星川家に希望の光を差したかのようだ。
これを機に少しは理貴は結婚のことを考えてくれるだろう。
理貴「わかったよなんとかする、親父が生きているうちにな」
エビスじいちゃん「うむ、無理せんようにな」
確かに無理はしなくてもいいし理貴の人生なのでことを急ぐと失敗してしまう可能性がある。
星川家の未来を見据えながらもエビスじいちゃんは日葵を見つめ日野家の未来も見据えた。
エビスじいちゃん「一応親戚もいて仕事でいろいろ知り合いはおるが星川家はわしと理貴しかおらん」
エビスじいちゃん「じゃからこれからこんな感じで助け合っていかんかのう?」
日葵「はい、けど今は一方的に助けられてばかりです」
日葵「いつかはこちらが助ける側になるように力になりたいです。」
理貴「うわ~日葵ちゃんいい子だね~」
エビスじいちゃん「理貴もこの年で言えたかのう~」
今度は当時の小学3年の理貴と日葵を比べてしまう。
精神年齢はおそらく実年齢より10歳くらい進んでいそうである。
甘えていいほど余裕ではなかったということであり年齢にそぐわず大人な対応をするのだろう。
エビスじいちゃん「10年経てば日葵ちゃんも結構できる年齢になりそうじゃが」
エビスじいちゃん「どうじゃうちの理貴は?」
理貴「なんでそうなるんだよ~」
また結婚の話をしてくるエビスじいちゃん。
慌てる理貴の前で日葵は苦笑いする。
困惑している様子だがきっと日葵は上手い断り方を考えつつも検討中ですなど大人のような返事をするかもしれない。
日葵が口を開く前に理貴はきっぱり言った。
理貴「親父、日葵ちゃんが困っちゃうだろ」
理貴「日葵ちゃんは俺なんかよりいい人が見つかるよ」
理貴「それに年の差あり過ぎるって!」
エビスじいちゃん「まあ冗談じゃよ~」
別の話題になるまで日葵は静かにしていた。
これも大人な対応だが大人しくしたほうが賢明な判断だろう。
年の差婚もメリットデメリット両方が今はそんなことを考えるのは早計だ。
理貴は大人であり就業もしているため星川家はひとり親世帯ではない。
ひとり親世帯とは18歳未満の未婚の子どもを父か母のどちらか一方が育てている家庭であるため
星川家はひとり親世帯に当てはまらないが続柄は息子なのでエビスじいちゃんから見れば理貴はまだまだ子どもなのである。
それでも理貴はエビスじいちゃんの心強い味方になっているため、だからこそ理貴がいるから
何があってもいいように日葵の面倒を見ることができたのである。
しかし日葵が星川家に泊まるなら1本電話など事前に連絡してほしかったが
理貴は日葵の母が仕事中に貧血で倒れてしまったことを父に伝えた。
もし理貴がこのことを伝えてなかったら父はここまで行動はしなかったし別の方法で日葵は一夜を過ごしていただろう。
理貴も今日、仕事中に日葵のことを心配していた節があったためどこかでこうなることを望んでいたかもしれない。
夕飯を終えて一旦食器を台所に置いてゆっくり食後のお茶を飲みながらこれからの駄菓子屋エビスについて話した。
エビスじいちゃん「先生から言われたんじゃこの駄菓子屋を子どもの預り所するのもいいんじゃないかとな」
エビスじいちゃんがそう言って日葵は理貴の方に視線を向けて頭を下げた。
丹下先生がこの駄菓子屋エビスを子どもの預かり所にするのがいいのではないかと意見したと思われ
その日葵の仕草が丹下先生の意見を代弁していると思われる。
理貴「はは、まさかここまでやるとは…」
単なるお菓子を売る店から子どもの憩いの場へそして子どもの世話をするまでに発展するとは理貴も思っていなかったはずだ。
理貴「う~んけど子どもの憩いの場って域を超えるまではしなくてもいいんじゃないかな?」
理貴「なんでもかんでも子どもの面倒見るってのは大変じゃない?」
子どもたちの憩いの場とするコンセプトから逸脱する可能性もあり本来の駄菓子屋としての機能すらも逸脱する可能性もある。
駄菓子屋は託児所ではないのであり、経営方針は店長であり父であるエビスじいちゃんに委ねているが
息子の理貴としての言い分も何でもやることを増やしてしまうと
管理が不十分になり本来の駄菓子屋の目的を見失ってしまう懸念を感じているのである。
エビスじいちゃん「じゃが日野さんについては理貴も事情を知っておろう」
理貴「うん、それは俺もわかっているよ」
駄菓子屋エビスが子どもの預り所ないし第2の居場所だから日葵をここに泊まらせたわけではなく
日野家とは仕事を通じて深い関わりがありさらに特別な事情があったからだ。
丹下先生も今回のように託児所まで発展させるような働きかけまではしていないはずだ。
飽くまで一時的に子どもを預からせるところまでを想定していると思われる。
エビスじいちゃん「日野さん先生からも日葵ちゃんを頼むと言ってくれたんじゃよ」
日葵「でも先にエビスじいちゃんが言ったんだよね」
日葵「学校の外に先生と出て車で母が入院している病院に行こうとしたら」
日葵「エビスじいちゃんが自転車で慌てて来たの」
理貴「はは、さてわ差し入れで駄菓子屋のお菓子を引っ張って持ってきたな~」
エビスじいちゃん「ギク!」
理貴は父の行動パターンをやはり読んでいたようだ。
日葵「うん、お菓子いっぱい持ってきてたよ」
理貴「やっぱりな~」
駄菓子屋のお菓子を無償で提供したのであれば大赤字だ。
日葵「母は遠慮してたんですがお菓子一つチョコレートをいただきました。」
日葵「後日、母と一緒に来た時はお菓子いっぱい買いますのでよろしくお願いします。」
理貴「ありがとう日葵ちゃん、でもごめんね~」
助けている方なのに感謝したり謝ったりしているのはちょっと変であるが
エビスじいちゃんの顧みない優しさに呆れてしまい日葵に申し訳なくさせていることに複雑さを感じてしまっている。
しかし同じAOZORAの「オリーブ」で働いているが日野とはあまり接点がなかったため
今後はいろいろ話せる機会が増えていきそうだ。
それよりもいつかはエビスじいちゃんの行いが報いを受けて駄菓子の売上が伸びることを願いたい。
エビスじいちゃん「日葵ちゃんはいつも何時くらいに寝るのじゃ?」
日野家の生活習慣に合わせたいので、まずは日葵がいつも寝る時間帯について質問した。
子どもがいる家庭ともなればある程度規則正しい生活を送らなければならない。
星川家の普段の就寝時より早くなるとエビスじいちゃんと理貴は思っている。
寝る子は育つというし日葵の普段の生活リズムに合わせていきたい。
日葵「10時30分(20時30分)ぐらい遅くても11時(23時)過ぎくらいです。」
日葵「朝起きるのが7時30分くらいです。」
就寝時と起床時の時間帯を教えてくれた日葵だが、不規則な時間帯ではなく標準的で健康的な生活リズムである。
エビスじいちゃんとも大体、日葵と同じ時間帯である。
理貴はシフトに応じて寝る時間が変わりシフトが午後からの時は日付が変わる深夜の1時ぐらいになる時もある。
エビスじいちゃん「明日のシフトは?」
理貴「後だぜ」
シフトは後(午後15時から午後23時)ということなので理貴の寝る時間は遅くても日付が変わる直前くらいになるだろう。
理貴「日葵ちゃんもいることだし早く寝ようかな」
しかし理貴も早めに寝るそうだ。
日葵「あっ全然気にせずに…」
理貴「ところで日葵ちゃんをどこで寝かせる?」
エビスじいちゃん「わしの寝室の空いているところかここの(リビング)テーブルをずらしてここで寝かせてようかと思っておる」
理貴「その2か所しかないか」
理貴「親父のいびきうるさいしリビングで寝かせたほうがいいんじゃないかな?」
エビスじいちゃん「わしのいびきうるさいかのう…」
エビスじいちゃん「ここで寝るか?日葵ちゃん?」
日葵「はい…」
理貴にいびきがうるさいと言われて落ち込むエビスじいちゃん。
同じ部屋で日葵と寝ることに対しどこか妻の恵美須を懐かしみたい気持ちもあった。
妻の恵美須と日葵が重なってしまうのだがそれを心の中で留めている。
ここは理貴の言う通り日葵をリビングで寝かせたほうがいい。
しかしいつもと寝る場所が違うので落ち着かないかもしれない。
日葵の眠りの妨げにならない配慮するべきである。
もう寝るかと言われればまだ20時なので流石に寝るのはまだ早い。
今日は日葵もいるからゆっくり過ごしたい。
日葵「あの食器を洗わせてください」
エビスじいちゃん「そうやってお母さんを助けてあげているんじゃな」
日葵「はい」
エビスじいちゃん「じゃあ任せるぞい」
エビスじいちゃんの許しを得て日葵は台所に向かって食器を洗う。
遠慮しなくてもいいとか手伝わなくていいとか言いたいところではあるが
雇われている身として何かしないといけない危機感を日葵の中で持っていると思われるのでその気持ちに寄り添った。
日葵が台所で食器を洗っている姿をエビスじいちゃんと理貴は微笑ましく見ていた。
きっとこのように母の手伝いをして助けているのだろうと日野家の生活ぶりを少しだけ垣間見えた気がする。
食器を洗い終えた日葵は再びリビングに戻りゆっくり腰を下ろして正座した。
エビスじいちゃん「さて店内に行って駄菓子屋のことを考えるかのう」
理貴「日葵ちゃんも参加する?」
日葵「はい」
理貴「忌憚のない意見をよろしくね…」
再び日葵は立ち上がり今度は駄菓子屋のことなので気を引き締めた。
日葵にとっては駄菓子屋を通じて社会勉強にもなる。
一昨昨日から桜林小学校の生徒と先生と共に議論してきたがまだまだ発展途上であり際限のない伸びしろが秘められている。
その伸びしろを引き出すために絶えず議論をするのである。
今回は日葵もいるので普段よりも新鮮で刺激的なものになるはずだ。
話をだいぶ聞いているので駄菓子屋のことを日葵は誰よりも理解しているのですぐに話が入りやすい。
店内に入り中を見渡す日葵、日葵が何を言い出すのかエビスじいちゃんと理貴は固唾を飲んで見守った。
日葵「確かここにテーブルとこたつと冷蔵庫を置くんでしたよね」
理貴「そうだよ、こことここに」
理貴は指を差してから具体的な配置の場所を教えた。
日葵「お菓子を両端と玄関前に置くってことですね。」
理貴「う~んどちらかというとダンボールで詰めた在庫になるのかな」
エビスじいちゃん「ちょっと見栄えが良くないかもしれんのう~」
憩いの名ないし預り所にするなら内観にも気を配らないといけない。
ダンボールが置かれているような倉庫部屋みたいなところに子どもたちを居させるわけにはいかない。
問屋を介して在庫を置いて品数を拡充させる案を本田と玉井が出したが
あの時は客の立ち入りスペースを2畳の石畳の玄関にしてその手前にカラーボックスを置く構造になっていたから
在庫をカラーボックスの後ろに置いて隠すことができるため外観を損ねることはなかったのである。
理貴「それでも2階に上がるためのスペースは確保しないといけないから置けても(カラーボックス)2、3台ぐらいかな…」
星川家の実家側へ行ける裏口の玄関のスペースは通常の駄菓子屋店内に入る正面玄関より
幅はかなり狭いが大型の洗濯機か乾燥機が入れるくらいの大きさはある。
2階へ行く階段もあるため日葵の提案通りそこにお菓子を配置しても理貴が言うように
カラーボックスは2、3台ぐらいまでになりそれを壁際で配置することになるだろう。
できるだけ子どもたちにたくさんのお菓子に囲まれた雰囲気にしたいが思ったよりお菓子を置けなさそうである。
日葵「え~とじゃあここにも」
日葵は正面玄関の方を歩きここにもお菓子を配置することを提案する。
そこには既にカラーボックスが置かれているがどうやって置くのかエビスじいちゃんと理貴も理解していた。
子どもないし客が出入りするスペースを確保することも兼ねて玄関前に置いてあるカラーボックスを
理貴は持ち上げて移動し玄関の方に向いて置いてあるカラーボックスの反対向きに背と背を隣合わせる形で置いた。
理貴「日葵ちゃんが言いたいのはこういうことだよね?」
日葵「はい…」
エビスじいちゃん「まあそうじゃろな〜」
理貴もエビスじいちゃんもお菓子の配置の仕方は想定していたものであり店内の全スペースを活用したいなら自然とそうなる。
日葵「すみません…あまりいい考えが浮かばなくて…」
エビスじいちゃん「気にせんでもいいぞい〜」
斬新な発想や悩みを解決できる打開策が浮かばずちょっと下を向く日葵である。
しかし日葵はエビスじいちゃんと理貴とそして駄菓子屋のためにいいアイデアはないか頭の中で考えている。
周りを見渡し今までのことを振り返りながら日葵は何かを思いつく。
日葵「お菓子が売っていることが分かればいいんじゃないかな?」
エビスじいちゃん「うんどういうことじゃ?」
理貴「うん?」
理貴も日葵の言っていることがピンと来なかった。
日葵「この前、飲み物が売っているって言ってたように…」
日葵「あの時、私たちは飲み物は売っているなんて知らなかったけど…」
日葵「エビスじいちゃんが教えてくれたから私たちは先生に奢ってもらって飲み物を買いました」
日葵「え〜と例えばチョコレート売ってますって言えばチョコレートが売っているってわかりますよね?」
日葵は二人に自分の意見をわかってもらえるように当時のこと思い出したりや例えを入れたりなどして頑張っている。
理貴「そうかそういうことか!」
エビスじいちゃん「え?」
日葵の説明を聞いてようやく理貴は理解した。
まだエビスじいちゃんはまだわからないようだが日葵のアイデアとはなんなのか。
続く
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