駄菓子屋じいちゃんエビス

第17話 常連の来店

※この小説にはプロモーションが含まれています。

新たな仕入れ先を見つけたエビスじいちゃんと理貴。
ディスカウントスーパー「ヤスモリ」でスーパーマーケット「オリーブ」の常連である浜田家と再開する。
そこには隼人の姿も。
本日の午後に浜田家は駄菓子屋エビスに来店を希望しているが現在準備中である。
エビスじいちゃんは浜田家の来店を受け入れるのか見送るのか
返事はいかに


隣にいる理貴に顔を合わせるエビスじいちゃん。
安い請け合いしそうな性格のエビスじいちゃんだが理貴に判断を委ねているように見受けられる。
情けなく思われてしまうが駄菓子屋の方針は定まってきたけど
形はできていない状態なので慎重になっているのもわかる。
都合が悪ければある程度形ができでからでも問題はない。
今、お菓子を買い出していて準備中であることもわかってくれるはずだ。
しかし機会を逃したくないのも本音である。
理貴「午後の何時くらいに来る予定ですか?」
隼人の祖母「午後3時過ぎでどうでしょうか?」
浜田家に来店時間を聞いた理貴であるが自分だけではどうも判断しにくい感じだ。
理貴「どうする親父?」
理貴は父の顔に視線を向ける。
エビスじいちゃん「う~ん理貴に任せようと思っとたのに~」
やっぱり理貴に判断を委ねたかったようだ。
駄菓子屋エビスの亭主はエビスじいちゃんであるため本人に決めてもらいたいところだ。
隼人の母「都合悪いでしょうか?」
悩んでいる二人を察している隼人の母。
理貴「来店していただくのはこちらも非常に有難いのですが準備中でありご期待に沿えないかもしれません」
理貴「しかし精一杯、余すことなくもてなしていく所存です。」
理貴「以前から仕事仲間にレビューを受けて、今後のことについていろいろ考えているのですが」
理貴「何かいろいろご意見していただければなと思っております。」
予防線を張っているところは少し臆病に感じるところもあるが
精一杯もてなしていくっと言ったところに理貴の誠実さが感じられた。
隼人の祖母は口に手を当て笑顔になる。
隼人の祖母「いやはや息子さんはとても真面目な人に育ちましたね」
隼人の祖母「歳はおいくつなんですか?」
理貴「あ~えっと今年で30歳になります。」
隼人の祖母「ご家族で駄菓子屋をやっているなんてすごいですね。」
まさか駄菓子屋のことではなく理貴のことを褒めてくれた。
こちらも年齢はおいくつか聞こうと思ったがおおよそエビスじいちゃんと同じ年ぐらいと思われる。
この年頃になるとなんでも喋ってしまうのだろうか。
「オリーブ」でエビスじいちゃんと理貴が働いてる姿を常連の客として支えていた。
きっと感慨深いものが心の内から出てきているのかもしれない。
話しやすいはずだしお客さん目線でいろいろ意見してくれるはずである。
隼人の祖母が駄菓子屋に来店してきたときは「オリーブ」では言えなかったことや
それ以外で世間話やら過去の話やらお茶を飲みながら和みそうな雰囲気のお茶会になりそうだ。
エビスじいちゃん「是非!来店お待ちしております!」
エビスじいちゃんは浜田家の来店を歓迎した。
隼人の祖母「よろしくお願いします。」
隼人「今日の午後行くね!」
理貴「なんだよ結局歓迎してんじゃん!」
父の気まぐれか、息子のことを褒められて嬉しくなったのか、
はたまた理貴を試していたのだろうかわからないが
ぎこちなくしないで浜田家の来店を即決して受け入れてほしかった。



この後、「ヤスモリ」での浜田家との会話は終了し午後の来店の約束を交わした。
お菓子を大量に買い込み、大量の160mlのミニ缶ジュースと一緒に購入し合計は6000円以上だった。
昨日の売り上げの5000円を使い切ってしまったが超過したのが1000円くらいと安く出費を抑えることができた。
安く大量にお菓子を知れることができただけでなく「オリーブ」の常連と再開し新規顧客を獲得できたので
今回初の「ヤスモリ」の買い出しはとても有意義なものになった。
ディスカウントスーパー「ヤスモリ」を後にしたエビスじいちゃんと理貴は
車に乗って家に戻るがエビスじいちゃんは不安そうな表情を浮かべている。
エビスじいちゃん「うぬ~どうしようかのう~」
理貴「え~さっき自信ありげに来店お待ちしております!って言ってたじゃんか」
エビスじいちゃん「つい勢いでいっちまったんじゃ~」
エビスじいちゃん「わしらにはやるべきことがたくさんあるじゃけんのう~」
エビスじいちゃん「けど今しかないとも思ったんじゃ…」
理貴「うん、俺も今がチャンスかなって思ったよ」
タイミングを逃したくなかったのようでお互い同じ気持ちではあったが
振り返るとやらなきゃいけないことや課題が山積みである。
駄菓子屋内ではお茶会の企画するためのテスト用として壊れたテーブルが置いたままだった。
午後の3時に浜田家が駄菓子屋に来店することが決まっているが
構想として挙げられているお茶会をどのように運用するのか決まっていないしやるのかも決まっていない。
エビスじいちゃん「理貴、お茶会やるか決まってないんじゃが、どうする?」
理貴「俺はどっちでもいいけど」
理貴「どっちやるにしても俺初めてなんだよな~」
エビスじいちゃん「そうじゃった!言われてみれば!」
理貴は「オリーブ」での仕事が本業のため駄菓子屋エビスでの実際の営業は初めてなのである。
準備や営業時間終了後のフィードバックは何度もしてきてはいるが
実際にやってみると気付かなかったことや見えなかったこと、新しい気付きも見えてくるだろう。
理貴「多分親父が言わなくてもご来店をお待ちしておりますみたいなこと言ってたかもな」
今後の駄菓子屋経営のため実際の営業もやってみたかったのが理貴の本音である。
エビスじいちゃんがずっと口をつぐんでも理貴はやる気だったようだ。
エビスじいちゃん「現役オリーブの従業員の実力お手並み拝見といきますかのう!」
理貴「ははは!偉そうに~」
駄菓子屋エビスでの理貴の活躍をエビスじいちゃんは期待している。
星川家に帰宅して仕入れたお菓子と飲み物を運んでいく。
ミニ缶ジュースが隙間なく積まれたダンボールが重くて運びづらいので台車で乗せて運んだ。
過去これほどまでのお菓子と飲み物を大量に買い込んだことはなかった。
これでも標準的な駄菓子屋の品数や数量はまだまだ足りないほうである。
大量に買い込んだ飲み物は台所の冷蔵庫に冷やすことにして
入りきれなかった分は一旦常温で保存することにした。
理貴「お茶会みたいなのやってみない?」
エビスじいちゃん「理貴がそういうならやってみるかのう」
やるからないかよりまずはやってみることにした。
エビスじいちゃん「座布団はあるものだけにしてテーブルはどうするんじゃ?」
エビスじいちゃん「ガムテープで固定してあるけど流石にあのテーブルは使えんじゃろ」
理貴「リビングのテーブルを使おう。終わったら戻せばいいし。」
エビスじいちゃん「そうじゃな。試しにやってみてダメじゃったら無駄になってしまうわい」
理貴「一応買う予定だけど、備えとして買っておくというのもありだけどね」
やってみて合わなかった場合は無駄な出費になってしまうだろう。
もし新しいテーブルを買って、お茶会の企画がうまくいかなくて白紙に戻ってしまった場合でも
使い道がまったくないわけではなく今使ってテーブルが壊れて時の備えになる。
しかし理貴は駄菓子用のテーブル以外に買うべきものがあると言っている。
理貴「ヤスモリでお菓子仕入れたけど、他のお菓子も仕入れておきたいんだよな」
エビスじいちゃん「え?なんでじゃ?」
理貴「ほらあの子に言われたじゃん、隼人君に」
エビスじいちゃん「あ~そうじゃったな~」
浜田家に「ヤスモリ」と似通ったお菓子を売るわけにはいかないと理貴は思っている。
隼人に言われた指摘を理貴は根に持っているようだ。
理貴は隼人が飽きさせないためにより多くの種類のお菓子を揃えておきたいと考えている。
「ヤスモリ」で買ったお菓子と今まで買っておいたお菓子を並べて
スマホのメモ帳アプリでリストを作成している理貴。
エビスじいちゃん「あまり無理せんでええぞい」
理貴「う~んだけどよ…」
追加でお菓子を買おうとしている理貴にエビスじいちゃんは止めようとしている。
それに対し理貴は落ち着きがなく言われた指摘を一秒でも早く解決したいのが彼の性格なのだ。
エビスじいちゃん「また新しい仕入先を探すのか?」
エビスじいちゃん「一昨日買ったコンビニのお菓子もまだあるんじゃしそれで補ったほうがいいと思うぞい」
エビスじいちゃん「隼人君のためだけに躍起にならなくてもいいんでねえか?」
理貴「うん、確かにまだこれからだしな。」
一旦冷静になる理貴。
なにもお客様は隼人だけではない。
この前翔吉にはお菓子の種類が増えたことに対して好印象だったし
それに隼人は「ヤスモリ」とお菓子の種類が重複してしまうという指摘は彼がその場にいたからこそもっともらしいが
他の子供のお客さんも大人のお客さんにも気にならない問題である
隼人の表裏のない純粋な指摘はより駄菓子屋エビスの現状と課題を浮き彫りにさせている。
前からお菓子の拡充が課題となっているが問屋はまた利用できない状況でどうしてもこれが尾を引いている。
長期的な課題のため辛抱強くこの指摘は受け入れていくしかないかもしれない。
理貴「やっぱり何か言われるのってきついもんだな~」
理貴「オリーブでもクレーム対応とかしなきゃいけないけどみんなで支えあっているからね」
理貴「親父は今一人で頑張っているだよな~すごいよ」
エビスじいちゃん「そうじゃぞ~」
父の大変さが改めて身に染みた理貴である。
個人事業主はクレーム対応も一人で対応していかなければ行けないが
こうして理貴がそばで頑張っているから父であるエビスじいちゃんにとって精神的支柱になっている。
理貴が頑張っているからこそこの駄菓子屋エビスは成り立っているのだと言ってもいい。


午後の浜田家の来店のため駄菓子屋の内装を整えていく二人。
エビスじいちゃんと理貴は石畳の客の立ち入りスペースである境に
畳の上で駄菓子屋の入り口を見つめ浜田家が来るのを待っていた。
理貴「段取りとか決めておく?」
ちょっと緊張気味の理貴である。
「オリーブ」とは違った緊張感が理貴にはある。
マニュアルなんてないためぶっつけ本番である。
エビスじいちゃん「ありのままでいいじゃろ。まあわしに任せておけ」
腰に手を当て胸を張っている父の姿が頼もしい。
午後3時過ぎぐらいに浜田家が来店した。
理貴「いらっしゃいませ!」
「オリーブ」で仕事している時と同じようなトーンで理貴は接客した。
これでは休日出張出勤のような感じだ。
隼人の祖母「お邪魔します」
隼人「きたよ~」
隼人は2回目の来店となった。
友達ではなく家族との来店のため今回は大人しかった。
そして理貴は初の駄菓子屋営業である。
今までの仕事の経験をここで生かすことができるのだろうか。
隼人の母は家で留守番で隼人とその祖母の二人が来店してきてくれた。
エビスじいちゃん「どうぞお上がりください」
隼人の祖母「はい失礼します」
いわれるがままに隼人と祖母は靴を脱いで畳に上がった。
目の前にはテーブルと座布団が置かれていて茶の間のような雰囲気が漂う。
お茶会するということに決めたので今回はそれを前面に押し出すことにして
お菓子を買うか買わないかは後にしてまずは駄菓子屋エビスを気に入ってもらうことを策にした。
そして両方の壁際にお菓子が詰まれたカラーボックスが置かれている。
隼人の祖母「変わった雰囲気で茶の間のような温かみのある駄菓子屋ですね。」
これが隼人の祖母の駄菓子屋エビスに対する印象だが思ったとおりの反応で安心した。
隼人「お~お菓子がいっぱい!!」
隼人からもお菓子がいっぱいと言ってくれて好印象である。
翔吉と同じくお菓子が増えていることについては評価しているみたいが
隼人「あ!これあっちで売ってたやつじゃん!」
理貴「あはは~そうだね~」
「ヤスモリ」でも言われたが予想通りの反応だった。
だがここからがエビスじいちゃんと理貴の腕の見せ所である。
エビスじいちゃん「隼人君よたこやきスナックは買ったかのう?おいしいぞい!」
隼人「おいしいけど、う~んでもそれ歯にくっ付いちゃうんだよね~」
エビスじいちゃん「やっぱり隼人君はグミが好きかのう」
理貴「バラエティフルーツグミとかいいんじゃない?いろんな味があるよ」
隼人「それなんかふにゃふにゃしてるから俺固いのがいいんだよね」
このような感じで隼人の好みのお菓子を探っていく。
上手くいけば「ヤスモリ」では買うのを見送ったお菓子がここで買ってくれるかもしれない。
だが現段階で挙げられたお菓子は見送られてしまいそうだが
隼人は固いグミが好きということで「グニャボヨ」というハードグミが候補となった。
「グニャボヨ」はエビスじいちゃんの歯を折ったトラウマのグミ菓子だが同時に好機を掴むきっかけとなった。
エビスじいちゃんは「グニャボヨ」にまた願掛けするように売りつけていく。
エビスじいちゃん「隼人君にはこの前言わなかったんじゃけどわしグニャボヨは固くて歯を折ってしまったんじゃ」
隼人「歯弱いんだね」
エビスじいちゃん「そうなんじゃよ。じゃからこのグニャボヨに勝てんのじゃ」
エビスじいちゃん「隼人君にはわしの仇を討ってほしいんじゃ」
隼人の祖母「やっぱりそうでしたかオリーブのお菓子コーナーで健ちゃんが歯を折っちゃって」
隼人の祖母「このグミに挑戦者求ム!って宣伝してましたね」
理貴(上手い!親父!まったく商売上手だぜ!)
理貴の企画はしっかり客の目に届いているようでここでも活かされている。
隼人の祖母「グニャボヨ買ってあげるから健ちゃんの仇討って」
隼人「この前買ったけどしょうがないね」
隼人「グニャボヨあっちにはなかったからね」
隼人は前回「グニャボヨ」を買ったのだが今回も祖母のおかげで買ってくれるようだ。
「グニャボヨ」が「ヤスモリ」に売っていなかったのも購入の決め手となっている。
ひとまず買ってくれるお菓子があるだけでもよかった。
隼人の祖母「隼人はチョコも好きなんです」
エビスじいちゃん「ほうほう」
今度は「チョコビスケット」は手に取った。
「チョコビスケット」はチョコがコーティングしたサクサクした食感とチョコの甘味を合わせた人気のビスケット菓子である。
隼人「でもそれさっき買ったよ」
「チョコビスケット」は「ヤスモリ」で売っている商品で午前中浜田家はその商品を買っていた。
隼人の祖母「せっかくだからこれも買ってあげるよ」
購入を見送られそうだったが隼人の祖母が買ってくれるそうでとても心強い。
隼人「でもおいしいから何個あってもいっぱい食べられるかいいね」
隼人の祖母「買いに行かなくてもいいように補充するのもいいものね」
好みのお菓子らしいが隼人は何個あってもいっぱい食べれるからいいと言う意見と祖母が補充するのもいいといった意見は
重複しないようにもっと種類を増やさなければいけない悩みを抱えるエビスじいちゃんと理貴の不安を解消してくれるものになっている。
消費者側にとってはお気に入りの商品をストックできるならプラスになる。
問屋を介して仕入れを行っても有名なメーカーの商品は外せないため同じような商品が陳列されていることも不思議ではない。
むしろ目当ての商品が売り切れていていろんな店をはしごする人もいるためその救済となり得る。
また近くにお菓子が買える強みも実感したと言える。
理貴「ご購入ありがとうございました。」

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エビスじいちゃん「さあお茶を淹れますのでこちらへ」
エビスじいちゃんは浜田家族をお茶会に誘導し座布団の上に座らせた。
エビスじいちゃん「隼人君、甘いジュースとかもあるんじゃけど50円じゃぞ」
隼人の祖母「隼人ジュース飲む?」
隼人「うん飲む!」
理貴「わかりました。今から取りに行きます。」
理貴は後ろの奥の扉からでて飲み物を取りに行った。
エビスじいちゃん「お茶は無料です。」
電気ポットにお湯を沸かしていてこの時のために用意していた。
隼人の祖母「わかりました。私はお茶でお願いいたします。」
エビスじいちゃん「はい」
お茶を淹れているところで理貴がビニール袋を持って来てその中にミニ缶ジュースが入っている。
理貴「はい、どれか好きなのを選んでください。」
今ある種類を全部1缶ずつ持って来て隼人にどれか好きなものを選ばせるようだ。
これが1缶50円ということだ。
隼人の祖母「選ぶのは1個だけなんですか?」
理貴「在庫がある限りですが複数お選びしても構いません。」
隼人「じゃあこれとこれとこれ」
オレンジジュース、アップルジュース、コーラの3つを選んだ。
エビスじいちゃん「毎度あり~」
「グニャボヨ」1つ220円、「チョコビスケット」1つ120円、ミニ缶ジュース3缶で150円で合計690円である。
隼人の祖母「お茶を提供しているということは」
隼人の祖母「ここでお菓子や飲み物と食べたり飲んだりしてもいいんですか?」
理貴「はいそうです。ここで購入されたものに限りますが食べ終えたものやゴミはこちらで処分いたします」
理貴は視線を送りエビスじいちゃんに確認を取る。
理貴「それでいいよね?」
エビスじいちゃん「うむ」
どのような駄菓子屋にしてどのようにお茶会をしていくかだいたいイメージ通りの運用の仕方になってきた。
時間帯的にちょうどいいので隼人と祖母はゆっくりお茶を飲みお菓子を食べ始めた。
隼人の祖母「ここで子どもたちが遊んだり勉強したりとても賑やかに駄菓子屋にそうですね」
理貴「はい私たちはそのような駄菓子屋を目指しております。」
駄菓子屋エビスのコンセプトを理解してくれたそうで今回も良い感触を得られそうであるが
隼人の祖母「しかし気になる点がございます」
理貴「はい、気になる点とは?」
思い付きで始めたお茶会であるが隼人の祖母は気になる点があるといい改善の余地がありそうである。
いったいどのような指摘を受けるのだろうか。

続く

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